サッカーを習っていると、メンタルと言う言葉はよく耳にすると思います。
メンタルとは『気持ち』
気持ちの持ち方で、成長スピードも変わりますし、試合でのパフォーマンスも変わって来ます。
指導者が『メンタルが弱い』『メンタルの問題』と子供に話してる事を聞いた事はありませんか?
子供のメンタル次第で、子供自身の可能性を広げられます。
・前向きな考え(ポジティブ)
・目的を持ってプレー出来る
・失敗を修正する事が出来る
・チームを盛り上げる事が出来る
・マイナス思考
・チャレンジをしない
・考えたプレーができない
・失敗した事を反省しない
良い状態のメンタル、良くない状態のメンタル、親が子供を支えてやれる事を解説して行きます。
少年サッカーではメンタルが重要

少年サッカーでは選手の『メンタル』はとても重要になります。
ジュニア年代にはチャレンジできる機会、吸収する度合いが数多くあるからです。
ジュニア年代で様々な事を経験し、チャレンジを数多くして、失敗する事で多くの事を学んでいきます。
チャレンジする気持ちが無いと、成長スピードが遅くなり、指導者から言われる事でしか動けない選手になってしまいます。
子供の成長には、数多くのチャレンジができる気持ちが必要になります。
良いメンタルとは?

良いメンタルとは、練習でも、試合でもい色々な事にチャレンジして、前向きな考えができる状態です。
前向きな考えだと、目的を持ってプレーをして、良かった事、失敗した事を明確に考え、失敗した事を反省し、失敗を成功できるように、練習に取り組むように考える事が出きる為、成長スピードが速くなります。
前向きな考えであれば、プレー中はサッカーを楽しむ事が出来ます。
良くないメンタルの場合は、失敗を恐れチャレンジできないし、失敗も反省できず、目的を持つこともしない為、成長のスピードが遅くなります。
良くないメンタルの子供は、逃げるプレーが多くなり試合に出してもらえない状況になる場合も有ります。
目的を持ってプレーする為には、前向きな考えが必要です。
プラス思考の考えが必要なので、指導者スタッフや親が子供の成長を促してやる為に、子供の話を聞いてあげたり、褒めてあげる事が大切になります。
良くないメンタルとは?

良くないメンタルとは、マイナス思考になっていて、何事にもチレンジする事が出来ない精神状態の事です。
ジュニア年代で多くあるのが、子供同士の言い争いや、指導者による厳しい指導、親の子供に対する発言など。
子供はちょっとした事で精神状態が変化してしまう事が有ります。
例えば、
失敗した時にチームメイトから
『ヘタクソ!』『しっかりしろ!』『ちゃんとして!』
指導者からは
『やる気あるの?』『お前のせい』『同じことをするな!』
親からは
『もっと動けよ!』『ミスるな!』『声出せよ!』
この様な声掛けが有れば、プレーしてる子供は委縮してしまいます。
子供が委縮してしまっては、何もチャレンジできなくなり、ネガティブ思考になって考える事もしたくない状態になり成長スピードが遅くなってしまいます。
子供のメンタルはとても敏感なのです。
親が子供を支える為にできる事

子供が1番信頼を置いているのは親です。
子供からしたら親は絶大なる信頼関係になってますので、指導者以上の存在なので、親に褒めてもらう事で良いメンタルができます。
指導者は親と言う存在には勝てないのです。
例え試合で上手く活躍できなかった時でも、親が褒めてあげる事で持ちモチベーションが維持できます。
子供が少しでも何かにチャレンジで来たなら、褒めてあげましょう。
親は、子供がやろうとした事や、良い所を見てやる事が大切です。
親が子供を否定りたりしてしまったら、モチベーションが下がってしまい、チャレンジする意欲が失われて行きます。
逆に指導者は、子供のできない所を見つけて、子供が出来るようになる為に、練習を積み重ねて行ってくれますので、悪かった所の指導は、指導者にお任せしましょう。
親はどんな時でも子供を褒めてやり、次に繋がるように促してやると子供は『次頑張る』と言う意識になる事でしょう。
褒められる事で子供は自信に繋がります。
子供のメンタル状況で成長が変化する

良いメンタル状態の子供は積極的な行動が見られます。
自分から仕掛けるプレーをしたり、自分でシュートしてみたりと、強気なプレーが多く見受けられます。
自信のあるプレーで、外から見てても気持ちがいい。
例え失敗してもまた修正してプレーを行い、チームを盛り上げる声掛けができるようになります。
良いメンタル状況の子供は自分の考えを持ってプレーをする事が出来ます。
チャレンジ、修正、チャレンジとサイクルをこなしていける為、成長スピードが上がって行き、マイナス思考な子供と差が出始めます。
現代の子供は、『失敗したら恥ずかしい』『怒られたらいやだ』とネガティブ思考が多く、なかなかチャレンジできない子供が数多く見受けられます。
その為、チャレンジしない、プレーに自分から絡めないので成長しずらい状況に陥ります。
そのような子供の大半は自分に自信が無い事が多いです。
自分に自信を付ける為に練習を一生懸命するのですが、マイナス思考の為、それがわからないのです。
マイナス思考を少しでも改善する為に『良くなった』『頑張った』『成功した』『勝った』時などは必ず褒めてあげる事が大切になります。
褒められた=次も頑張ろう!
と前向きな考えになると、また成長できるような思考に変わります。
子供の成長にはメンタル状況で急変しますので、常にプラス思考になれるように促してやる事が重要。
まとめ

子供のメンタルは浮き沈みも有ります。
5~6年生になると、考える事も必要になってくる為、子供のサッカー意欲が落ちる時期が来ることも有ります。
考えながらプレーすると失敗する事が多くなる事が有ります。
その失敗は失敗ではありません。
失敗は成功の基とも言います。
子供には考える事が出来ない子供もいますので、考えながらプレーできる子は逆に賢いとも言えます。
考える子供が、『監督やコーチが言ってる事がわからない』
そんな時も有ります。
そんな時でも焦ったり、へこんだりする必要はありません。
わかるまで考えたり、監督やコーチに個別で聞いたりして納得が行くまで考える事をお勧めします。
壁にぶつかる事で考える事が出来る。
考える事が理解できるようになった時には、更に成長する事が出来るからです。
子供が悩んだりしている時は、親は話を聞いてあげましょう。
親は少しでも子供の良かった所を見つけて褒めて下さい。
そして子供のメンタルを育てて行きましょう。
最後まで購読頂き、ありがとうございました。
