このブログ記事では、サッカーを習っている子供の親の関り方を解説します。
子供にはサッカーを習わせているなら
『上手くなってほしい』『プロを目指してほしい』『チームで1番活躍して欲しい』と親なら思いますよね。
上手くなる為に、親なら頑張ってほしいので『練習しなさい』『これをしなさい』って言いたくなりますよね。
保護者の子供への関り方で、子供の成長スピードが変わって行きます。
子供に早く上達してもらって、良い選手になってもらう為には、まず、親の関り方を考えて行きましょう。
上達の速い子供にあるもの
・考える力
・機転が利く
・人間性
考える力を養う日常生活
自宅で子供は、自分の事は自分でやっていますか?
明日の試合の準備した?
まだ~
お母さんやっといて~
も~!
仕方ないね~
などはありませんか?
これは悪い例です。
自分が習っている事なので自分でするべきですよね。
自宅でこんな甘やかしを行っていると、子供は考える力が付きません。
自分で準備をする事によって、自分がサッカーを習っている自覚が出て来るのです。
親が手を掛けないで子供が自分で物事を行えるように促して行きましょう。
例えば、
明日の試合の準備した?
まだ~
お母さんやっといて~
明日試合行かないの?
自分の試合なのに自分で準備しないなら休んでいいよ
いやだ!いやだ!
準備する!
このような問いかけをして誘導する事で、自分で準備する事を意識付けすると良いでしょう。
どうしても子供が動くまで我慢しきれない親が多い光景です。
じ~っと、親は我慢しましょう。
子供が寝た後に、こそっと準備した物を確認してあげましょう。
子供が寝た後に、親が準備確認した後に、忘れ物があった場合でも、親が準備してやらない事
次の日の朝に、子供に
忘れ物がないか、もう一回確認してみて!
昨日したからないよー
○○は入れた??
あ!
忘れた!
と言うように教えながら少しづつ、自分で出来る力を付けて行くことが大切です。
これはサッカー以外での日常生活でも必要な事です。
最初はできなくても当たり前なのですから。
毎日、毎日の積み重ねで、自然に身に付いて行きます。
怒って『しなさい!』では子供の為にはなりにくいです。
大きな心で、子供が行動するまで我慢しましょう。
・促しをする事を考える
・子供が行動するまで我慢
・日常的に考える事をさせる
機転が利く子供に
サッカーでは、先を読む力や周りを見る力が必要です。
日常生活での取り組みや親の関わり方が、子供の洞察力を高めます。
洞察力とは
よく人を見ていて、その人の行動の先を読んでいる
周りの動きがよく把握できている
誰が何をしているか常に把握していて、手伝ったり、声がけを積極的にしている
洞察力はサッカーには必要な要素です。
周りを見ながら(味方や敵)サッカーをします。周りが見えないとパスが通りません。
サッカーには、先を読んだ行動が殆どです。先を読んで動かなければ、ボールを貰う事が出来ません。
サッカーはチームで見方を助けながらするスポーツです。見方を助けれないとチームとして成り立ちません。
ではどうやって洞察力を付けさせる?
ご飯できるよ~
テーブルに準備するものは?
ん~
なんだろ?
と言うような問いかけでも構いません。
例えば、自分で時間を見て行動させる事や、自宅でお母さんが料理している時に、お皿や箸を並べさせたりと、親が身近な事を考えて、子供を促すのが洞察力を高める近道と思います。
次に何をしたら良いのかを子供に予測させる事が、洞察力を高める第一歩となります。
最初に考える力を説明しましたが、この洞察力は考える力が無いと身に付きにくいです。
先を読む力=行動=考えに繋がります。
練習後に後片付けしますよね。
片付けを率先してする子供、しゃべったりして片付けしない子供で別れて来ます。
片付けできる子供たちは、周りの事が見えてます。次にやらないといけない事が分かっています。
片付けをしない子共は、周りが見えません。次にやらないといけない事がわかりません。
周りが見えているとサッカーの上達が早い子供が多いですが、周りが見えない子供はサッカーの上達が遅いです。
親が、『同じ練習を、同じ時間、練習してるのに何でうちの子はこんなに他と差があるの?』ってなる原因の1つです。
日常で考える事をさせておかないと、練習中でも練習内容が理解できない為、考える事が出来ないので、周りがどう言う状況かの判断もする事が無いでしょう。
これは週3回程度の、サッカーの練習中に、指導者が指導するよりも、日常の生活での取り組みが必要となります。
・自分で行動できるように誘導
・自宅での生活をタイムスケジュール化する
・次に何をしたらいいかを考えさせ行動させる
人間性
少年サッカーでの人間性はかなり必要な要素です。
まず、チームメイトと仲良くできないとサッカーができません。
サッカーでは、プレイヤーの性格がそのままプレーに直結してしまいます。
人の嫌がる事を平気で言ってしまう子共がいますよね?
『ヘタクソ』とか『お前は試合に来るな』とか言う必要のない事を言ってる子供も良くいます。
そんな子供に限って、サッカーの成長速度が低下して行き、伸び悩むようになって行きます。
言ってる方はなんて思わないでしょうが、言われた方の子供はたまりません。
人に嫌がる事を言ったり、嫌がらせをする子供はパスや判断が、自己中になり、チームプレーができないのです。
いくら技術が上手くても、チームプレーが出来なければ、試合に出れなくなります。
だいたい、このような子供は自分1人でドリブルして行き、相手にボールを奪われる事が多い。
サッカーは人に合わせて貰うタイプと、人に合わせるタイプが有ります。
自己中は人に合わせて貰わないとプレーできないのです。
大人になって行くにつれて、人間性って大事ですよね。
人に合わせるタイプの子供は、成長スピードが速い印象ですね。
なぜかと言うと、周りが見えてるから。
周りが見えるなら、ちゃんと考えられる力があるのです。
子供にはちゃんと『自分が言われて嫌なことは、人には言わない』『人の事を考えなさい』と教え込みましょう。
絶対に自宅で他の子供の悪口を言わな事を心がけて下さい。
親が自宅で自分の子供に『○○くんダメやねー』『○○くん下手やねー』『試合に負けたの○○くんのせいやね』などと言ってしまうと、子供がそのような見方をしてしまいますので、絶対に親も人の子供の悪口は言わないようにして下さい。
これは実際に私は何回も経験をしています。
親が言ってる所の子供は必ず親と同じように人に言ってます。
他の子供の事も自宅で自分の子供に褒めるように話しましょう
子供は親が育てたように絶対育ちます。
子供には良いお手本になるように心がけましょう。
・私生活で人への思いやりを教える
・人の悪口を言わない
・他の子供の事も褒めながら話す
まとめ
子供のサッカーの成長には、日常生活での親の関わり方がとても重要です。
サッカーだけで子供を成長させるには限界があります。
日常で、考える力を付けるようにした方が、間違いなく成長スピードを速める事が出来ます。
親として良いお手本になり、子供の成長をサポートしましょう。
・子供に物事を考えさせる
・子供が自分で行動できるようにする
・親は我慢強く見守る
・チームメイトの事を褒める
・子供のお手本になる
日常生活での関り方、悪い関わり方を解説しました。
子供に対しての関り方で悩まれてる方のお手伝いになれたらと思います。
最後まで購読して頂きありがとうございました。