まずはじめに、このブログ記事では、
サッカーを習わせたいけど、子供が3、4年生くらい大きくなってくれないと、仕事で送迎や、チームのお世話ができない。
サッカーを習わせる前に、何か子供に教えてやりたいけど、何を教えたらいいかわからない。
サッカーを習わせる前の下準備の基礎知識を紹介します。
今から自分の子供にサッカーを習わせたい!、と思っている親の皆様のお役に立てたらと思います。
サッカーの3原則
サッカーには3原則と言われる言葉が有ります。
3原則ができればサッカーできますが、3原則ができなければサッカーができないと言われてます。
3原則とは?
1.止める
2.蹴る
3.運ぶ
1.止める
3原則の1つ目
止めるとは、簡単に言うなら自分の所に転がってきているボールを止める事。
ボールを止める事をサッカー用語ではトラップと言います。
見方からパスをもらった時に、自分の足元にコントロールできないと、相手にボールを取られてしまったり、次にプレーする行動が不利になってしまいます。
トラップは、自分の足が届く範囲に止める事が1番大切です。
2.蹴る
3原則の2つ目
蹴るとは、ボールを正確にキックする事。
サッカーは足でボールを蹴るスポーツなので蹴れる事は大前提です。
蹴るの種類は、インサイドキック、インフロントキック、インステップキック、アウトサイドキック、ヒールキックと数多くあります。
数多くの中で重要なものは2種類ありますので少し解説します。
・インサイドキックとは、主に、近くにいる味方へのパスをする時に使用する事が多い
・インサイドキックはゴール前でシュートに使われる事がある
・サッカーで1番多く使用するキック
・インステップキックとは、ゴール前でシュートをする時に使用する事が多い
・インステップキックは遠くにボールを蹴る時に使用する
・サッカーでは2番目に多く使用するキック
インサイドキックができれば、味方にパスを繋げれるようになります。
味方に繋げる事ができればチームでの連携ができるようになり試合に出れる可能性が高まります。
インステップキックができればシュートが打てるようになり、得点を取れる可能性が高くなりますので、得点を多く取れれば、チームのエースになれる可能性もあります。
蹴れないとサッカーができないのでキックは早い段階で蹴れるようになる事が大切です。
3.運ぶ
3原則の3つ目
運ぶとは、ボールを持った状態で、ボールを運ぶ事です。
ボールを運ぶ事をサッカー用語ではドリブルと言います。
ドリブルはボールをコントロールした状態で運べるようになる事が大切です。
ドリブルには、スピードが早いドリブル、ゆっくりするドリブル、相手を抜くドリブルが有ります。
ドリブルはどんなスピードで走っても常に足元にボールがある状態が1番いいコントロール方法です。
ドリブルもサッカーには必ず必要なので、走りながらボールを運べるようにならないといけません。
サッカー習い始める前に(運動能力)
サッカーを始める前にクラブを運営する私からお伝えしたい事。
今の時代はパソコンや、ネット環境、ゲーム機などの室内で遊べる環境が充実しており、子供たちが外で遊ばないような時代になって来ました。
その為、年々、子供の運動能力が低下していて昔に比べると、ほとんどの子供たちが運動音痴の部類になってしまってます。
その運動音痴から普通の運動能力に戻し、更に運動能力を高める必要が有ります。
子供が小さい時から外で遊ぶ習慣をつけていた方が、スポーツをするに為に必要だと思います。
私のクラブでは、鬼ごっこ、鉄棒、上り棒、縄跳びなどの運動能力を高める練習を取り込んでいます。
特に鬼ごっこはサッカーに必要な瞬発力を補ってくれますので、昔遊んでいたように外で追いかけっこをしたりして運動能力を少しでも高める事が子供には大切な事です。
子供にサッカーを好きになってもらう事
子供がサッカーに興味を持ち、サッカーが習いたいって言う子供もいますが、逆に親がサッカーが好きで子供にサッカーを習わせたいって親もおられると思います。
子供がサッカーに興味を持って習い始める場合は問題はあまりありません。
しかし、親がサッカーが好きだからサッカーを習わせたいって言うのは、ただの親のエゴになりますので、子供がサッカーを好きになってくれるように上手に子供を誘導する必要が有ります。
エゴで習わせてしまうと必ず途中で挫折してしまう子供が多いです。
誘導方法をいくつか紹介します。
・家で見るテレビをサッカー番組を多く見る
・Jリーグ観戦に子供と行く
・休日に子供と公園で一緒にボールを蹴る
誘導方法としては、お家でサッカーを見る環境を作る事が1番早いかと思います。
体験談の実例としまして、私は小さい頃からサッカーが好きで、ずっとプレーしてきましたので、子供が生まれてからも、家でサッカーのテレビばかり見ていました。
一緒にテレビでサッカーを見ていた子供が大きくなるにつれて、サッカーの魅力に取り込まれて行ったようです。
小学生になる頃に、子供が自分からサッカーを習いたいと言い出すようになりました。
私はサッカーを習い始めるまでは、1度も一緒にサッカーをして遊んだりはしていません。
家でサッカーを一緒に見る事で、子供がサッカーを習いたくなるような誘導になったんだと思います。
Jリーグ観戦もいい影響を子供に与えてくれると思います。
子供が幼稚園児の場合はJリーグ観戦に行っても、サッカーに集中できないと思いますので、テレビ観戦の方が効果的かもしれません。
親は子供から見て1番のお手本になる存在なので、時間のある時は子供と一緒にボールを蹴って遊んでやる事が、サッカーを好きにさせる近道かもしれません。
一緒にボールを蹴る時は、難しく考えず、楽しくボールを蹴って遊ぶ事を行ってください。
ボールを蹴るのが楽しい!、を子供に植え付ける事をイメージして遊ぶのが大切。
一緒にボールで遊びながら、家では一緒にサッカーを見る事を続けたらきっと子供はサッカーを好きになってくれると思います。
習ってなくてもお家で出来る事(サッカー練習)
家庭の事情で子供にサッカーを習わせる事を、先延ばしにされている方もおられると思います。
まだ、習わせられないけど、子供にはサッカーを少しでも練習させてやりたい。と言う方の為に、家でできる練習方法をいくつか紹介します。
1.リフティング
2.壁当て
3.ドリブル
リフティングとは、ボールを地面に落とさずにボールを打ち上げ続ける事です。
リフティングは1人ででも練習する事が可能。
リフティングは最初は難しいので、慣れるまでは1回ボールを上に蹴り上げたら手でキャッチする、を左右の足で繰り返し練習をします。
慣れてきたら、手を使わずに上にボールを蹴り上げたら、1度地面にワンバウンドさせてまた上に蹴り上げる事を繰り返します。
ある程度ボールコントロールができ始めたら、ボールを地面に落とさずに、蹴り上げ続ける練習を繰り返していきます。
地面に落とさずに何回続けられるかを記録して行った方が、子供のモチベーションに繋がります。
リフティングはボールタッチ感覚・ボールとの距離感・タッチのタイミングがつかめる練習なので1人で練習するのにはこリフティングが1番ですので、いっぱい練習する事をおすすめします。
壁当ては場所が限られる練習になります。
壁が学校のグランドにある所も有りますが、無い所もあると思います。
壁が練習する所にある場合は、壁にボールを蹴って、跳ね返りをトラップする練習が可能。
壁にボールを蹴る距離で練習の難易度が変わってきますので、子供のキックの強さに応じて距離を変えて練習してください。
壁当てで、インステップキック、インサイドキック、トラップの練習が効率良くできます。
壁が無い場合は、親が子供にやさしくボールを投げてやったり、一緒に対面パスを行ってやったりする事で壁当ての練習と同じ効果の練習ができます。
ドリブルは、ある程度のスペースがある広場、庭、グランドで出来ます。
何も無い所をボールを足で運ぶ練習、一定間隔でマーカーなどを置いてジグザグでドリブル練習、親を抜く練習など様々な練習が行えます。
ドリブルで運ぶ足とボールの感覚を子供に掴ませましょう。
子供は脳から足までの伝達がまだ発達していないので、ボールを足で触る感覚を早めに習得できるように練習する事です。
手でボールを扱うように、足も手と同じように扱えるくらい練習しなさい。と、教えられて来ましたので、私も子供たちには同じように話してます。
まとめ
サッカーを習ってなくても、サッカーを習う為の前準備の紹介でした。
サッカーをまずは子供が好きになってくれる事が絶対条件。
その後は習ってなくても、いつか習う時の為に準備しておく事が試合に出れるようになる為の近道です。
3原則の止める・蹴る・運ぶを徹底してできるようになりましょう。
3原則ができるとサッカーは更に、色んな事ができるように幅が増えてもっとサッカーが好きになると思います。
今から自分の子供にサッカーを習わせたい!、と思っている親の皆様の少しでもお役に立てたらと思います。
最後まで購読して頂きありがとうございました。
<このブログは【SWELL】というテーマで出来ています>